6月渓流釣行第2弾

〜八甲田水系名前わからない沢〜



青森県南部地方は梅雨の中休み。八甲田水系に出かけました。実は本日の入渓した沢は数年前に何も分からず入った沢で、今でも正式名称は分かりません。
当時は23cm程度の岩魚がいくつか上がった程度でした。何せ支流の滝脇を20mくらい高巻いて次の30mくらいの魚止めまでそれほどの距離ではないので封印されているといってもいい感じの渓です。入り口付近は早春でないと確認できないくらいブッシュで覆われているのでおそらく人の気配はありません。
一応アンザイルで安全を確保して入渓しましたがやはりちょっと足元が怖いです。
水量は多い方ですがとても澄んでいて魚影が確認できます。
メイフライのスタンダードで即反応がありました。


着水と同時に走って、ためらいも無く食いつきます。泣き尺から26cmクラスが面白いようにフッキングします。ほとんど同じポイントで尺を含む良型が3本上がりました(8)



遡行してもコンスタントに良型がぽんぽん釣れます。



合計すると約500mの間に18本の良型が上がりました。ただこの渓はやぶ蚊が多いのが玉に傷です。この沢が健在であることを確認して、一応安心。
次に入渓したのがT沢です。



ここも水は澄んでいて水量は少し大目。気温23度に水温16度。大きなプールには魚影が見えます。
ここもまたお決まりのポイントから良型が飛び出してきます


メイフライのスタンダード12#にしぶきを上げながらパシッという出方です。
周囲はメイフライと小形のカディスらしいのが飛び交ってましたが、テレストリアルに変えてブラックアントのパラシュート15#にゆっくりと食いついた26cmです。


しかし、きれいな渓です。景色を眺めながら一服がまたうまい。もちろん吸殻は携帯灰皿にきちんとしまいましょう。


勢いのいい岩魚はフライを丸ごと飲み込んでしまいます。今回は特に遅あわせしてないのですがこうして丸呑みが何回もありました。


こんなに天気が良くてさわやかだとこうしたお客さんも出迎えてくれます。逃げようともせずすぐ脇を通っても知らん顔でした。ひなたぼっこが気持ちよかったのでしょう。私の知人にこれを見つけると狂ったように「このやろう!」と言いながら石を投げつける人がいます。


こんなのも見つけました。これはどう見てもきつつきの類ではありませんし、小動物の仕業でもないでしょう、まして暇な釣り師がいたずらしたわけでもなければ、女性釣り師が爪を磨いた後でもありません。とすれば‥


この後も遡行しながら典型的なフライフィッシングを楽しませてもらいました。途中、後続のえさ釣りの親子が眼の前をバシャバシャ荒らしても「まあまあ‥」と余裕のある対処ができたのも本日の釣果の結果です。


19時頃になってまずめ用の12#のパラシュートタイプに切り替えて狙って、3度目にようやくフッキングした25cmです。ナチュラルドリフトでは食いが渋く、つまむのですが、食いついてくれず、ロッドの先で細かく逆引きしたらかかりました。


本日の合計は20cmから尺まで合計25本。先行した沢を入れると合計43本の釣果。今回は10本キープしました。
久しぶりにゆったりとした釣りが出来ました。車にたどり着いて気付いたのですがこの日、実は昼食抜きでした。夢中になれば人間何でも出来るんですね。仕事以外は。
次回予定はこれもまた、久しぶりにO沢の枝沢を攻めてみます。5年ぶりくらいかなあ。



レポートSA氏



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送