２００５年８月２０日陸奥湾真鯛求道者
初真鯛ＧＥＴ！！？

またまたやってきました、真鯛求道者達。5時の出船で、まずは双子島沖５０Ｍ付近をねらいます。今回は前回同様、ＢＡ船長、Ｓ君、ＳＭ氏、筆者ＳＡの4人です。前回、大やけどの2人はきちんと長ズボンをはいていますね。よしよし。

船長のＢＡ氏のタックルボックスにはなぜか歯磨き粉が入っています。結構こまめに船上で歯磨きしています。

いきなりＳ氏の竿がぐんにゃりとしなり、Ｓ氏は大あわて。ドラッグはぎっちり締め切ったままですし、船長の「ドラッグゆるめろ！」の声にベールを起こしてしまいシャーとラインが飛び出したり、とにかくＳ氏はパニック！見ていられなくなったＢＡ船長が竿をひったくりやりとりしています。サーモンロッドが良い具合にしなりますが、独特の引き込みがありません。このあと、ラインブレーク。さて？何だったのでしょう？

天気は良いのですが、北東の方向に大きな積乱雲です。場合によっては雷雲になる可能性大です。

先ほどの引き込みに対応できなかったショックからか急に無口になったＳＭ氏。

その時です、船釣り4回目のＳ君にズドンという引き込み！「ついにきたか！」 やや興奮気味のＳ君、新調ののロッドがぐんぐん…でもこの時船長のＢＡ氏と筆者はこの引きが鮫であることを確信していました。でも傍観。

案の定、良型の鮫でした。奥で苦笑しているＳＭ氏は小声で「いい気味…」

鮫のショックからか、ふて寝をするＳ君。前回の大やけど忘れてないでしょうね？そのままだと今度は顔がいっちゃうよ。手前のＳＭ氏はこの日、定番のワイン1本とビールをぐいぐい空けてます。

結局この場所では筆者に良型鰈が2枚きたのみ。場所を野内沖に移動して再挑戦です。少し遠目にキャストしてリフト＆フォールを繰り返していたら飛びついたマコガレイ４０ｃｍでした。今日は鰈釣りでは無いけどうれしいサイズです。

直後！Ｓ君の竿がコツコツ、ズーンという引き込み！このやりとりは本命っぽい！ゴツゴツと引き込んでるところをみるともしや？船長のＢＡ氏もタモを用意します。

「オニャー！ヤッター」歓喜のＳ君です。やりとりの最中もなにやら不明な言語を発しながらも４６ｃｍの人生初真鯛ゲットです。

前回は下半身大やけどで皮膚科に通院し、前々回は酒と船酔いで出船後から吐きっぱなしで苦渋をなめたかいあって、堂々の真鯛獲得！とにかく写真をせがんだのでかなり枚数とりました。結婚式の時より良い笑顔です。おめでとうございます

いつ見ても良い顔です

Ｓ氏が釣ってから急に不機嫌になったＳＭ氏。竿の扱いも投げやりです。「調子こいで、このー」何度もつぶやいています。

急に西の空が怪しくなって雨雲が立ちこめてきました。上には明らかに雷雲発生です。気が付けば、周囲には漁船もプレジャーも一隻もいません。遠く八甲田方面ではかなりの重低音が響きわたりました。

天気が回復し再開です。しかし前回、今回と全くのボーズの船長は操船の後ろ姿に元気がありません。

実はこの日、Ｓ君は6時から、船長のＢＡ氏も6時から用事があり、3時には寄港の予定でしたが、「そろそろ帰りますか」と言い出したのが、初真鯛ゲットのＳ君だったからさあ大変。ＳＭ氏にカチーンときたようです。「麻雀でも勝ち逃げは御法度だべ？」結局、用事はキャンセルで6時まで延長になりました。

時間延長したＳＭ氏に本日2度目の魚信、「ぷぷっ」誰もが失笑のお子様鰈でした。後ろの勝者は明らかにもて遊んでいます。

戦場からの帰還兵の様なシルエットの船長は2連続ボーズ。

本日、真鯛1匹、カレイ4匹、鮫1匹、不明1匹。8月後半に入って真鯛もそろそろきはじめました。筆者もこの日、真鯛らしいあたりが3回、そろそろ秋真鯛シーズンを向かえましたかね。

レポートＳＡ氏