2006年2月4日WSZ雪中行軍記
「尾鮫」


二〇〇六年卯月四日午後九時三十分、うすずの主力精鋭五名は厳寒の尾鮫にて
雪中行軍訓練を行った。


気温氷点下六度、雪が深々と降りしきる中うすずは車両二台で尾鮫の地に着いた。


うすず雪中行軍隊はTT大尉以下N嬢伍長、S二等兵及び随行夫人
そしてうすず本部連隊より友軍参加としてSA少佐が同行した。

「尾鮫の冬を甘く見てはいけない」地元民の忠告をよそに
これからみまわれる大いなる悲劇の序章がはじまる・・・


うすず雪中行軍隊はまず本営を設営することにした。

雪は益々足を速め、兵士たちを無情に飲み込んでいく。


雪中ではかかすことのできない暖を確保するS二等兵。

その傍らでSA少佐の無謀な命令に絶句し立ち尽くすN嬢伍長とS随行夫人。
そして上官の蛮行になすすべもなくただ撮影することしかできないTT大尉。
「なんのための雪中行軍なんだ!?」


行軍隊を阻むかのように降りしきっていた雪もやんだ。

しかし、気温氷点下八度。
雪はやんでも時間の経過とともに厳しく冷え込んでくる。
わずかばかりの温もりを享受してくれる焚き火を囲む隊員達は沈黙に包まれる。


S二等兵の韓国風鍋がくつくつと音をたてる。

中には滋養が豊富な牡蠣の剥き身が一つ入っている。


随行夫人の疲弊を危惧したS二等兵は、これをすべて夫人へ与えた。

過酷な雪中行軍の中、唯一の心温まる瞬間であった・・


しかし、この無謀な雪中行軍の結果は
発狂二名
凍死一名
酔死一名
生還一名(但し重度の凍傷)


「尾鮫で起こったことはけっして誰にも言ってはならない!」


雪の進軍

雪の進軍氷を踏んで
どれが河やら道さえ知れず
馬は斃(たお)れる捨ててもおけず
ここは何処(いずく)ぞ皆敵の国
ままよ大胆一服やれば
頼み少なや煙草が二本


レポートTT大尉


カニはみんなで100匹ぐらいです




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