２００７年６月１６日Ｔ渓流初釣行レポート

	ホームグランドのT渓流、今年はまだ 本格的な釣行はしていません。 この日、真夏のような天気で、 気温は26度、空は真っ青、微風の さわやかさこの上ない釣行になりました。 おりしも同じ日、WSZの別師団4名は 秋田の打当川へキャスティング練習と 温泉、ビアパーティに出かけておりました。 ビアに興味の無い私は地元で頑張ります。
	渇水状態に見えますが平水よりは大目です。 しかし陽も高くなった時間です。 先行者が3名。 皆、えさ釣りです。 ちょっと期待薄の感じが否めません。
	ボディ真っ黒のグリズリーハックルのパラシュート、 えさ釣りが流せない瀬の開きとたるみの脇、 本流からあふれて流れている普段は水の無い流れに キャストします。
	すぐに飛び出してきた20ｃｍの肥満気味のイワナ。 体型だけ見るとヤマメ見たいなスタイルです。 結構引きが強くてびっくりです。
	一匹目があがったすぐ上の瀬の開きで 果敢にアタックしてきたこれまた20ｃｍちょっとの イワナ。 これも又ぎゅんぎゅん引きます。
	えさ釣り3人のプレッシャーを感じなく連続してかかるので とっても機嫌が良いです。（笑） 時々えさ釣りの人たちがこちらを見るのでさらに気分が 良いです。 余裕のリリースがさらに気分を良くさせます。
	これは少し白みがかった成魚放流のようなイワナ、 沈み石の前でガボってきました。 魚が立て続けにかかると余裕が出るので キャストも良い感じに決まります。 普段より上達したと思えるくらいきれいに 流れます。 WSZ映画撮影班をつれてくれば良かった。
	ブッシュ脇もきれいに着水してドラッグフリーで流れると またまた気分が爽快！ しかも手を休めて見入るえさ釣りおっちゃんの視線を 感じながらかけた一匹に、自然に口元が緩みます。 もう、機嫌は絶好調のピークのさらに上（笑）
	これは良い型です。 25ｃｍくらいの重みのあるイワナ。 上流に向かってびゅんびゅん走ります。 0.6のティペットがすれて切れないかと思うほどの引きです。
	えさ釣り氏3人は途中で降りてゆきました。 堰堤を越えると少し減水の感じです。 流れの無いところではキャストもかなり慎重です。 この日は石の上についていることが多かったので リーダーを石の上に乗せるようにキャストすると うまい具合に食ってくれます。
	きれいです。 しかも26ｃｍ、重いし、走るし、なかなかに 楽しませてくれた一匹。 しかも食い方が何の疑いも無くボソッと食います。 ギャラリーが居なくなればなったで少しつまんない感じです。
	これも岩のぶっつけから飛び出してきて、 いったん食い損ねた後さらにチャレンジして 食ってきた24ｃｍ。 皆いい型ぞろいです。 しかもお腹はパンパン。 キープ用の一匹として開腹してみるとメイフライの ダンとアントでびっしり。
	フライを15＃のアントパラシュートに交換です。
	きました。 27ｃｍのスタイル抜群の一匹。 この日だと間違いなく岩井渓一郎に負けないビデオが 撮れたはずです。 本当に気分良いくらいにヒットします。 しかも良型ばかり。
	この流れから飛び出したのが28ｃｍ。 ガッツがあります。 下流ではなく上流に向かってフライをくわえて ぎゅんぎゅん引きます気持ち良いくらい竿がしなります。 もううれしくて一人で解説しながら釣り上がります。 一息ついて冷やしうどんを渓流で冷やして 味噌おにぎりで昼食。 何もいうことありません。 しばし昼寝。
	水がきれいです。 この川はほんとに水がきれいです。 メイフライです。 サイズにしたら10＃位でしょうか。 こうしてみると結構でかいですね。 さっきのイワナのお腹の中にはこれがびっしりでした。
	オトシブミを見つけました。 なかなか効率的なシェルターです。 布団であり食い物であり住まいであり。
	かなり歩きました。 結構夢中で釣り上がったので時間の経つのを 忘れていましたが午後の3：00です。 ちょっと魚信が遠のいたのですが、原因は雪代でした。 笹にごりと水温の低下です。 立ちこんでウエイダーから伝わる温度が違います。 でも何度か流しているとこんなのがきます。
	ここでも良型がきました。 この日最大の30ｃｍ。
	アップにしてみるときれいな顔してますね。 人それぞれですが、イワナとヤマメ、 私はイワナが好きですね。
	ブッシュのかぶさったいかにもいそう、 でも引っ掛けそうなポイント。 でもこの日、調子に乗りまくっている私としては 迷わずサイドキャスト。 で、こんなのが一発で食ってくるんです。 だって、釣れるんですもん。

レポートＳＡ氏