2008年2月23日ワカサギ終盤戦



ワカサギ釣りも終盤を迎えました。
3月の暦になると氷も解け始めます。
釣りたてのてんぷら、唐揚げを堪能するのも後わずか。
今週の日曜日が最終釣行の予定なので爆釣を狙い、
餌の研究?を現地テストすることにしました。
今回の餌は左からアカムシ、紅サシ、そして特製
赤ラーメン(アカメン)、を使い分けてその釣果の違いを
調査するというものです。(なんのこっちゃ)
赤ムシはサシより細くて活性も良いのでサシで
食い渋りには良いとのこと。
集団でシャワーから出てくると結構インパクトありますよね。
これが特製赤メン、員スタートラーメンの固ゆでを食紅で
着色したものできって使うとさしに似て、多分近眼のワカサギは
間違えると確信しています。
おなじみ紅サシです。白さしの食い渋りで効果ありと
釣具屋には書いてあります。
ま、うじです。
それに似せた赤メンの練りバージョンです。
見た目はそっくりです。ちなみに赤メンにはにんにくで
強い香りをつけています。
なぜかと言うと、理由は特にありません。
これらを本日テストする予定です。
小川原湖、内沼は前回もまあまあの釣果で小型ながら
満足のいく釣りが楽しめました。
しかし本日は横なぐりの雪が吹きつけてその風の強さが
半端じゃありません。
木も幹をすっかり白く染めています。
内沼に向かう道すがらあまりの風の強さに
少し不安を感じます。
釣りになるかなあ・・・ってくらいです。


さていよいよ釣り、いやテスト開始です。
この風の強い日になぜ屋外なのかと言うと、
組み立てたテントが強風で無残にもファイバーポールが3箇所
折れてしまいまったく使い物にならなくなってしまいました。
かなり寒いです。
穴あけがないので学生時代使っていたピッケルで
開けてみましたが意外にうまくいきました。
これは軽量で使えます。
最初の餌は赤ムシです。
7本針に魚信はまったくありません。
魚がいないのか餌が悪いのか30分で魚信一回、魚一匹です。
どうなってるのか?と言うよりとにかく酷寒です。
オーバーズボンと山用ダウンですがわずかの隙間から入り込む
風が痛いです。
腰から臀部にかけてややマヒ気味です・・・。
風速何メートルくらいでしょうか?
地吹雪ツアーは是非ここで開催すべきです。
「雪の進軍氷を踏んで‥」口ずさみながら、
八甲田山死の行軍ってどんなだったのかなどとつくづく思います。
しかし寒いです。
釣れないのでさらに寒いです。
こうなるとテストどころではありません。
テント無しで南極大陸の太郎、次郎のように丸くなりながら
寒さに耐え、何をテストしているのか・・・・?
明らかに人体実験に切り替わっています。
時々視界が全くなくなります。
雪がバラバラバラと痛いです。
こうなると釣りではありません。
竿もリールも凍り、巻き取りもできなくなります。
もちろん魚信はないというか、風で震えて全くわかりません。
もはや切り上げ時です。
手が動きません。
車を止めたところまで近道をして早々に引き上げです。
その時です、バコッという鈍い感触と同時に左足が0度の沼の中へ。
きりきりと言うかずきずきと言うか、車までの距離ですが
あっという間に感覚がなくなって行きます。
風の力はすごいものです。
完全に冷え切った足は車の中で暖まるまで
つま先の感覚がなくなりました「雪の進軍、氷を踏んで‥」(涙)

窓の外は嵐、雪、風が吹きすさみあちこちでテントが
転げまわっていました。
今日は一体何しに来たのでしょう。
日曜日の最終釣行に向けた餌のチョイスはできずじまいでした。
しかし、意外に氷がうすくなっていることと、
風の寒さと水の冷たさは良くわかりました。
日曜日、たいぎになってきました。

レポート SA氏


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