2008年9月6日下北老部川釣行


下北半島むつ市への出張が入ったので喜んでお受けしまして、帰路、10年ぶりくらいの老部川に入ってみました。

東通村の老部川は河口から数百メートルで
岩魚、山女が釣れる北国特有の河川です。
入渓地点から分岐しており上流に向かって右側は
保護のために全面禁漁です。
こちらから上流が全面禁漁です

入渓地点から下流側です。
比較的川が開けていてフライも振りやすいようです。
ただ10年前の記憶とは大きく異なっています。
もっと薮沢のような気がしていたんですが。
天候はあいにくの霧雨、少しガスっていましたが
そのせいか入渓者はありません。
フライは#13のムネアカパラシュートです。
一投目がこのたるみです。水がきれいで
久々のキャストにも力が入ります。


沢を想定してティペットも10ft程度です。
着水と同時に小さなアタックがありました。
というかフィーディングレーンがずれて
ピックアップしようとした瞬間に来ました。
みごとに小型のヤマメです。
合わせが強すぎて軽く空中を飛んできました。
ふとってはいますが12
cm程度のヤマメです。
川の流れは比較的穏やかでドラッグを気にすることも
ないのですが、定番のポイント?というかほとんど
どこを流してもこのサイズが飛びついてきます。
そしてみんな空中を飛んできます。(笑)
こういう場所には良型が付いていると信じ込んで
ボサわきや張り出した枝の下にキャストしてみますが
お決まりのように15
cmほどの園児がわーい!と
言いながら飛びついてきます。
少しいらいらしてきます。
しまいには食いつきそうな瞬間にわざとドラッグを
かけて
(手間)を省きます。
入渓して初めて良型?を見つけました。
雌のようですがなかなかの体型です。
ただフライはくわえず別なものをくわえていました。
行けども行けどもこのサイズのオンパレードです。
入渓して1時間で20匹位はあげていますが
全く嬉しくありません。
飛んできては背後に着水します。
かなり軽く合わせたつもりでも水面から飛び出します。
六か所原燃が近いのですから微量放射能の影響で
巨大化した1
mサイズのヤマメでも来ないものかと
妄想までめぐらしてしまいます。

それだけ退屈です。
こうなるとやけです。
トラブル覚悟でブッシュの間を通したりしますが
こういうときは引っ掛かりもなくきれいに流れて、
結果、またこういうのが食ってきます。
フライも
#11に変えて食いつけないようにしますが…
食います。
釣れるのにうれしくない釣りというのも変ですが
まさにその通りです。
それでも次は次はと期待しながらキャストを
繰り返しますが…もううんざりです。
時計は4時半、あたりも薄暗くなり始めたので、
というよりつまらないので止めました。

合計30匹位でしょうか。
空飛ぶヤマメ釣りは終了です。
ため息交じりに腰をおろして一服しましたが、
ものすごいアブ交じりの蚊の大群に襲われ
一服どころじゃありません。
早々に引き揚げてきました。
昔は岩魚が多い川という印象だったんですが。
八甲田水系の
o川もかなり上流までヤマメに
占領されてすっかり様子が変わったみたいです。
個人的には岩魚が好きなんですがね。

レポート SA氏 (WSZ会長)

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送