秋田県打当川I沢釣行記


6月8日・9日マタギの里秋田県阿仁町打当川I沢で釣りキャンプに行ってきました。
先発隊は7日の夜に出発しベースキャンプをはっていたのですが、私は事情により
8日の午後着となってしまいました。
8日は気温30度の晴天と、夏のような天気で八戸→阿仁間は快適そのもので、1人
でのドライブも楽しいものでした。

I沢に向かう林道をひたすら走り、当初の待ち合わせ場所を目指しましたが、約束の
時間から大分遅れたので、先発隊はすでに入渓したあとでした。
 


しょうがないので神社まで戻り、まず先にマタギ神社に安全祈願をし、神社脇の橋の下
から入渓です。
 


私は初めての川だったのですが、さすが人気の場所だけあってとてもいい川です。
 

あちこち垂水等のポイントをドライでせめてみましたが、まったく無反応・・・
こんなにいい川なのにどうして?
あとで判明したのですが、ここはけっこう人が入っていてなかなか魚はでてこなくなった
とのことでした。


魚が出ないかわり、ちがう生物が3種類出ました。
 

なんか前方で動くものがいると思ったら、鳥でした・・・カモかな?
とにかく鳥に場荒しされてこれ以上上流は期待できないので引き返し、橋の反対側に
行ったら、今度はマムシが待っていてこれ以下には行くなと言っています。
このマムシ、竿でつついてもビクともしない・・・死んでるの?と思いきや、よく見ると腹
がふくらんでる! どうやら食事後の休憩中のようでした。
 もう一種類は写真をとりそこなったのですが、巨大なカモシカが約5m側に現れ、藪の
中に消えて行きました。 こ・こわかった・・・・・・・


暑さでデロデロになったので、キャンプ場に戻る途中にある打当温泉で一風呂浴びて行く
ことにしました。
ここは、前に一度宿泊したことがあるのですが、入浴だけでもOK(大人400円)なうえ、
とてもいい風呂なので、このあたりに来たときはぜひ立ち寄ってみてください。
売店で「熊の燻製(ジャーキー)」が売っています。 かなり美味です!


晩ご飯はこの日B氏が釣り上げた37cmの岩魚の刺身をメインに、から揚げ・たたき・岩魚汁と
岩魚づくしです。
山でつりたてを食す贅沢・・・・すばらしい
 

飯食ってビール飲んだら明日に備え早く寝ました
夜中に激しい雷雨があり、翌日の川のコンディションが気がかりでしたが、神社に奉納
した賽銭が効いたのか、再び快晴に恵まれました。 神様ありがとう!

さて、9日はB氏といっしょに昨日よりもっと奥を攻めることになり、朝6時にキャンプ場を
出発し目的の場所をめざしました。


ここは、林道をかなり上ぼり道がなくなるまで走り、到着したところはとても人間じゃ無理
なんじゃないかなと思うくらい、はるか下に見える沢でした。
はたして生きて帰れるのでしょうか・・・・・?
 
真ん中ぐらいに微かに見える沢                      拡大写真

落ちる恐怖に耐えながら歩く(落ちる?)ことしばし、途中でコココンコンと音のする木があり、
何かと思ったらキツツキのようでした。 どんなに見ても姿は見えないのですが、あちこちの
木に丸い巣穴が無数に開いていたのには感動しました。

約20分でようやく沢に到着。 苦労してきた甲斐があって「ここにはいるぞ」という感じが
ヒシヒシと伝わってくる沢です。

釣り開始直後、早速B氏が良型の岩魚を釣りあげました。
この後B氏はコンスタントに上げていきます。 うらやまし〜

B氏にロングティペットのアドバイスを受け、私も待望の1匹目をGET!
26cmの岩魚です。 天然ものは引きが違いますね(笑)
 

途中スノーブリッジがあり、ここの豪雪ぶりと自然の造形美に驚嘆させられました。

しばらく釣り上がると目の前に中ぐらいの滝があり、たかまかなれけば先には進めません。

すべり落ちる恐怖と戦いながら、なんとかたかまいて滝の上に到達しました。

滝上はさすがに魚影も少なく、なかなかあたりがありませんでしたが、同ポイントを
4回ほど流したB氏が、本日の最大サイズをGETしました。


サイズは30cm丁度で、とてもいい引き味だったそうです。

ここではこの尺岩魚1匹だけで、あとはまったく出てきません。
やはりかなり数はすくないのでしょう。

少し進むと川が二股に分かれ、どちらの先にも再び滝があります。
   

左の滝は3段になっていて、上まで上れそうですが、右側の滝はちょっと厳しい感じな
ので、釣りはここでやめて滝上の偵察をすることにしました。



滝自体は両脇に木があり、そこにつかまりながら上り降りできるのですが、この滝の
上流にまた滝があり、さすがの岩魚もここまでは昇ってこれないだろうから、魚影は薄い
のではないかと思われます。
しかし、かなり大きな滝なので、これを見ただけでも満足でした。

しかも美しい・・・

あとは、時間もないので次回来たときに行ってみようということで、戻ることにしました。
沢を戻るのは、たかまいた所以外はすんなりでしたが、車に戻るためにはあの崖を上る
ことになのます・・・・とても憂鬱な気分です


上っても上ってもまだまだ林道は先ですし、いままでいた沢さえも見えません。
太陽がギラギラと二人を照りつけ、だんだん無口になって足も上がらなくなります。


途中何度か休憩をとって、ようやく車にたどり着き飲み干したぬるい麦茶が美味しかった
でも、また来たいと思ったのはなぜでしょうねぇ・・・・

キャンプ場に戻り昼ご飯を食べて、帰路につきました。
もっと日程がとれればかなりおもしろい釣行となったでしょう。 またいくぞー!!


注意事項   林道をフロントスポイラーの付いた車で走るのはやめましょう。
         泣きたくなるよ(涙)

スポイラーがみごとに割れました・・・・

(レポートT)


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