秋田県阿仁町釣行記2

長雨がようやくあけた8月17日〜18日にかけて、再び阿仁を訪れました。
今回はクラブ遊歩の方々のキャンプに便乗という形でWSZのメンバーも参加させていただきました。

WSZチームはまずI沢をせめてみようということで、長雨のためあちらこちら
がけ崩れしている林道を突き進んでいきます。

前回壊したフロントスポイラーは当然はずしたままですが、45タイヤは林道向きではありません・・・

いつもの降り口から沢へ降りて、疲れた体を歓迎してくれたのはこいつでした

降り立ったメンバーはSA氏、TK氏、そして筆者の3人です。
大幅な増水こそしていませんが、やはり長雨の影響があるようでフライにはちょっと水量が
多い感じです。とにかく釣り開始です。

なにやら先行者がいたようで、まったく魚影がありません・・・
前回着たときは、まるで養魚場のようにたくさん走った魚が、今回はぜんぜんです。
あれよあれよであっというまに滝まできてしまいました。

滝元も長雨のせいで水量が多いうえ、流木なんかで渓相まで変わっています。

川虫の状況を調べてみましたが、まったくといっていいほど発見できませんでした。

結局ここでは、SA氏が釣り上げたイワナが一本だけです。
今回はエサ釣りが有利だったかもしれませんね・・・
フライフィシャーの我々3人は完敗です。

重い足取りで車に戻り、別の沢に入ることにしました。

おじさん2人は急斜面でもカメラを向けるとニコニコです。(笑)

地図だけをたよりに、別の沢に向かう途中古い釣り橋があり、その下を流れる沢に
なにかいるような雰囲気を感じます。



霊能力には定評のあるSA氏が霊視をしてみました。

なにか途方もない力により、SA氏に強い波動が返り苦しんでいます・・・・・

ああ!!・・・波動の正体はこいつだったのか・・・!?
火を吹く蝉ではありませんか!

結局ここではこの蝉の霊障のためか、魚影はあるのですが一匹も釣り上げることは
できませんでした(笑)

しかし、I沢もそうですが阿仁・打当水系の河川は、どこも底が白いんですね。
おかげで、白系のフライが見ずらかったです。

町営キャンプ場にもどり宴を催していますが、TA氏はどこか寂しそうな横顔をしています。
明日の釣りに期待しましょう。

翌日は、キャンプ場の横を流れる川の本流に入ってみました。
SA氏指導のもとキャスティングの練習をしながら釣りあがります。

さすが自然の宝庫だけあって、トンボもでかい!・・・オニヤンマだから当たり前か

滝までたどりつきましたが、ここまでまったく釣果はないままです。
少ししつこく滝下をせめてみました。

SA氏のキャストです。流れるようなラインがおわかりでしょうか?

筆者のキャストです。 なぜか滝下を避けるようにラインがカーブを描いています・・・

結局ここでは釣れず、滝上に行こうということになりましたが、筆者(カメラマン)のウエダーでは
水深をクリアーできなかったため、SA氏とTA氏が2人で上って行きました。

この後キャンプ場で合流したのですが、5〜6本の良形イワナをキープして戻ってきましたよ。
滝上は魚影も濃いのですが、魚が非常に敏感で1〜2度のキャストでフライを着水させないと
すぐに魚が散ってしまうとのことでした。
また、新しい熊のフンがあったためかなり危険なようです・・・・

筆者は一人で堰堤をいくつか釣り下がりながらキャンプ場に戻りましたが、何回か細かいイワナが
出るのですが、針掛りさせることはできませんでした。

長雨の直後で河川が安定していないことと、ハイシーズンで釣行者が多いと思われること
が原因なのか、今回はあまりいい場面にはめぐりあえなかった釣行でした。
しかし、雄大な秋田の自然は何度来てもすばらしいですね。

フライフィッシング初めてのTA氏も帰りはこのとおりです。

眠れる獅子はいつ目覚めるのでしょう・・・・・・?

レポート(TT)


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