Vol.1



押入れにしまいこんでた青春のメロディ、安保闘争が落ち着いて、ギターを抱えた学生が長髪とベルボトムに染まっていたあの頃に、西日が差し込む四畳半で聞いたドーナツ盤、あの頃を思い出しながらもう一度聞いてみよう。我が青春のEP盤
おそらく300枚くらいはあった中でなかなかお気に入りだったのはアルバトロスの「コロンの香り」。意味不明な奇をてらったジャケットとは裏腹な軽い悲しいメロディで別れを歌った一枚。かなり聞き込んだのでじゃりじゃりしてます。最近ヤフオクで1200円の高値がついてましたね
軽さで言えばこの曲もかなり軽い感じのふんわり系です。愛奴の「二人の夏」。出だしのギターがなかなか印象的で、裏声でふーたりのなつーはーと始まるあたりは今でも通用するメロディだと思いますよ。
当時としてはポップなジャケットが新鮮でした。作詞作曲がなんとあの浜田省吾ってのが意外ですね。
当時は歌っている歌手にちょっとほれてレコードを買ったりしたもんです。小坂明子なんかはその最たるもので、ラジオから流れるあなーたーの声に毎晩どんどん想像が膨らんでいったものです。想像のままにしておくほうが良い場合もあったりしますが‥。この西玲子の「白い季節」はそんな一枚、単純に当時好みだったんでしょうね。歌のほうもなかなかきれいなメロディです。
京のアパートで自分の生活にダブらせながら聞き入っていたのが、がむがむの「卒業」。早稲田予備校2年生の挫折しかけた青年に恋心をかきたてた一枚です。「眠った君の顔が見たくてそっと髪に触れてみた」はあいいなあこんなシーン、「牛乳配る音が響いた駅へ続く道ー」、なんて生活感のする歌詞なんだろうって、始発電車の音と一緒に聞いたもんです。そう、あの財津和夫の作品ですから。
なぎらけんいちといえばこの「葛飾にバッタを見た」が好きですね。しかもこれは実況録音盤って書いてあるんですが、明らかに合成です。おんなじ笑い声が何度も何度も繰りかえし入ってます。お粗末なもんですが、そんなことより妙な哀れみのあるこの歌が結構気に入ってましたね。
おなじみのメンバーとは違うかぐや姫の「変調田原坂」と「マキシーのために」、どっちがA面かわからないっていうかどっちでも良いって感じの一枚。こりゃ売れないなあって感じです。パンダさんと正やんが入ったかぐや姫の方がやはりしっくりきます。このメンバーで「酔いどれかぐや姫」も歌ってますね。かなりひどい曲?コミックバンドとしてならGOODです。
バズはかなりの曲数を出してますが、ほとんどのシングルは買ってた様な気がします。田舎の青年にはバズの歌声がなんとも都会的に聞こえてしまうんです。この「インタビュー」って曲は上京一年生で聞いた曲です。夜鳴きラーメン屋の親父と仲良くなりかけた頃で、憧れの東京生活に希望を持っていた時でした。当時、毛糸のベストがはやってましたなあ
うーん、これは別ジャンルなんですが、高校生当時「よしかわ君!」とか言いながらどんどんドラマ放映されていましたからね。裏声で叫んで歩く森田健作は憧れでした。思いっきり硬派な健作さんでしたが、今でもそうなんですかね?丈の短いジーンズに黒の革靴がナイスです。
しかも真ん中分けのさらさらヘアー、笑顔にこぼれる白い歯、当時の好青年です。どこまでも臭い歌詞がこのシリーズの魅力ですよね。
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